2018年06月02日(土) 自殺願望、「山羊座の冥王星」を想う
山羊座の月の時期(5/31 18:27~6/3 7:07)は、「ちょっと今から仕事やめてくる」(北川恵海/著)という小説を読んだ。
昨日(6/1)の夜10時半頃、明日(6/2)は、遅めに起きても大丈夫な日だから、以前から気になっていたその本を購入し、寝る前にベットの上で読もう。
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というような動機でした。
「ちょっと今から仕事やめてくる」の本の裏に記述されていることを引用:
ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうとしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。
同級生を自称する彼に心を開き何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。
なぜ赤の他人をここまでに? 気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった。
スカッとできて最後は泣ける、第21回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞作。
ブラック企業、、という言葉が世の中に広く浸透したのは、冥王星が山羊座に移行してからの時代からではないだろうか。
*山羊座の冥王星(およそ2008年~2023年)
ちょうど今、山羊座の冥王星の時期である。
冥王星は、占星術の象徴の場合、主に「死と再生」や「破壊もしくは変容」のテーマに関連する。
山羊座は、活動宮、地のエレメント、支配星は土星、10室に関連するので、一般的な企業にも関連する。
なぜなら、会社は従業員を管理し、成果として現実的な報酬(給料)を与えることが基本。
結果主義、能力主義、、資本主義の社会だから、競争に打ち勝って会社に貢献してくださいね。← 基本的にトップの考えはこうではないだろうか。
集団の強み(特徴)は、それぞれが比較し合い、自然と競争し合うこと。
資本主義関係なしに、人間だけではなく、動物も多からず少なからず競争し合って生きている。
そうではあるが、ある側面、小説の主人公の隆のように会社で心身ともに衰弱した、会社や上司にコントロール化され過ぎて自殺まで追い込まれる人も世の中に存在する。
仕事は重要、お金も重要、けれども、命のほうがもっと重要。
土星(山羊座)的なエネルギーが強まって、アンバランスになってしまったとき、月(蟹座)的なエネルギーを取り入れることも大事です。
上の図のように、「仕事、世間体、~しなければならない、忍耐、責任」(10室、土星、山羊座のテーマ)のエネルギーが過剰になり過ぎて、精神的に辛いときは、「休む、リラックス、まぁ、いいんじゃない、適当、気楽」(4室、月、蟹座のテーマ)のエネルギーを取り入れたほうがいいでしょう。
ですので、本当にしんどいときは、「ちょっと今から仕事やめてくる」でいいと思います。
では、本日の星回りも確認します。
6月2日(土)12時36分、山羊座20度で、月と冥王星はコンジャンクションのアスペクトを形成します。
月と冥王星の組合せ、ある側面で捉えると、日常生活のこと(例:睡眠、食事など)を忘れて、何かに没頭することにも関連します。
本日も良い天気だな~。