天空の星たちは、私たちに様々なメッセージを送ってきてくれます。満月の夜に蟹やサンゴは産卵します。植物や動物と同様、人間も月の満ち欠けの影響を受けています。地球に近い月の影響だけではなく、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の影響も実感しながら、素敵な一週間を過ごしていくためのヒントを探ることにしましょう。

* 一般的に冥王星は小惑星と認識されていますが、占星術の象徴では、冥王星は重要な天体なので、太陽系の惑星として捉えております。

客観的に物事を捉えること。
今週は、そう意識しやすい人たちが蔓延しやすいことがホロスコープから示唆されます。
というのも、11月1日午前0時47分、水星は蠍座27度37分で逆行の方向に変わります。
ラジオの周波数が変調したように頭脳がキャッチする波動も微妙に変化します。
今週は特に主観的になりやすく、対人関係の衝突を避けるため、客観的に捉えるように心がけましょう。
10月28日午後12時38分、蠍座4度25分で新月を迎えます。
今回の新月によるサビアンシンボルは蠍座5度で「壮大な岩礁海岸」(“A massive rocky shore”)です。
新月は、一般的にものごとの切り替わりやスタート時期です。 どんなことが芽生えたでしょうか。
今回の新月の場合、太陽と月にエクザクトに天王星がオポーズし、天秤座の火星と山羊座の土星はタイトにスクエアのアスペクトを形成しています。
今週は、大まかに二つのケースが浮かびます。
一つ目は、仕事運、恋愛運、勉強運、もしくは子宝運に着目した新月の願い事を意識する人が増えます。
二つ目は、嫉妬心を手放して、魅了される人になることに着目した新月の願い事を意識する人が増えます。
今回の蠍座の新月時期は、現状をしっかりと把握することの重要性も見いだします。
今週も心の快活さを取り戻し、再び希望を持ち始めましょう。

 

【占星術メモ】
10/28 (月): 月(天秤座26度〜蠍座11度)、新月(蠍座 4度24分)、太陽180天王星(蠍座-牡牛座 4度36分)
10/29(火): 月(蠍座11度〜25度)
10/30(水): 月(蠍座25度〜射手座9度)
10/31(木): 月(射手座9度〜23度)、水星0金星(蠍座 27度35分)
11/1(金): 月(射手座23度〜山羊座6度)、水星逆行へ(蠍座27度37分 → 蠍座11度35分 11/21 4:35)
11/2(土): 月(山羊座6度〜19度)、射手座の金星へ(〜11月26日)
11/3(日): 月(山羊座19度〜水瓶座1度)