天空の星たちは、私たちに様々なメッセージを送ってきてくれます。満月の夜に蟹やサンゴは産卵します。植物や動物と同様、人間も月の満ち欠けの影響を受けています。地球に近い月の影響だけではなく、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の影響も実感しながら、素敵な一週間を過ごしていくためのヒントを探ることにしましょう。

* 一般的に冥王星は小惑星と認識されていますが、占星術の象徴では、冥王星は重要な天体なので、太陽系の惑星として捉えております。

感情的知性を呼び起こすこと。
今週は、そう意識しやすい人たちが蔓延しやすいことがホロスコープから示唆されます。
というのも、11月22日まで今週も太陽は蠍座の時期ですので、蠍座は水の不動宮、支配星は冥王星であることを念頭に置
分析的知性の表面下に深いレベルの気持ちを理解することがキーポイントです。
ですので、今週はとくに洞察力を高めていきましょう。
11月12日午後10時35分、牡牛座19度52分で満月を迎えます。
サビアン度数は、牡牛座20度 “Wind,clouds and haste” 「風、雲、性急」と蠍座20度“A woman drawing two dark curtains aside” 「二つの暗いカーテンを開け放つ女性」です。
満月時期は、新月時期と違い月がくっきりと見えるので「結果」が見える状態ですどのような「収穫」があったのでしょうか。
今回の満月の場合、太陽と水星はコンジャクトし、山羊座の土星とセクスタイルし、牡牛座の天王星とクインデチレのアスペクトを形成しています。
さらに、今週と来週、木星は射手座26度 ギャラクティックセンター(天の川銀河中心)とコンジャンクションし、身動きが取れない状態に続いた振る舞いとビリーフ(信念や思い込み)の解放を導きます。
今週は大まかに二つのケースが浮かびます。
恐れを乗り越えて見事に変容したいという意識が高まる人が増えやすいことが示唆されます。
もうひとつのケースでは、仕事の業績レベルを上げたいという意識が高まる人が増えやすいことが示唆されます。
今回の牡牛座の満月時期は、自分軸を待ちながら他者の価値観も受容することの重要性も見いだします。
今週も心の快活さを取り戻し、再び希望を持ち始めましょう。

 

11/11 (月): 月(牡羊座25度〜牡牛座8度)
11/12(火): 月(牡牛座8度〜20度)、太陽0水星(蠍座 18度55分)、満月(牡牛座 19度52分)
11/13(水): 月(牡牛座20度〜双子座3度)
11/14(木): 月(双子座3度〜16度)、水星120海王星(蠍座-魚座 15度58分)
11/15(金): 月(双子座16度〜29度)、金星90海王星(射手座-魚座 15度58分)
11/16(土): 月(双子座29度〜蟹座12度)
11/17(日): 月(蟹座12度〜26度)