2019年12月27日(金) 星の時間 ⑩
【星の運行】
12月26日午後2時13分、山羊座4度07分で新月(部分日食)を迎えました。
月は山羊座(12/26 6:45 〜 12/28 14:21) の時期です。
【山羊座の月と惑星のコンタクト】
12/26 11:44(山羊座2度45分)天王星120月
12/26 14:13(山羊座4度07分)太陽0月
12/27 12:22(山羊座16度10分)海王星60月
12/27 21:07(山羊座20度52分)土星0月
12/27 23:41(山羊座22度14分)冥王星0月
12/28 6:01(山羊座25度36分)火星60月
Q. 2020年1月13日、土星と冥王星のコンジャンクションについて
2019年1月2日のアストロヒロさんのブログに、土星と冥王星のコンジャンクションに関して記述されていることが印象に残っています。その文章を引用すると、
ウラコ: うわ~っ、強烈ですね。その時期、山羊座22度(~23度)付近で、水星と太陽も一緒に、土星と冥王星とトリプルコンジャンクションのアスペクトを形成しますよ。この時期の(日本も含め)世界ニュースに大・大・大・大注目です。世の中の動きをコントロールすることは不可能に近いですが、各自が自分自身をコントロールすることは可能。ですので、「自己規律、自己管理、自己鍛錬」が課題になります。
ジュピ: そうですね。さらに「線引き」の課題も提示されていますね。世の中のルールもそうですが、マイルールもしっかりと定め、物事の境界を決めておくことも重要ですね。
ウラコ: 職業や立場にもよるかもしれませんが、土星が山羊座の時期は、おっしゃる通り、マイルールや自己秩序の重要性が増すでしょう。それ以外の顕著な惑星の動きは、、
それ以外の見解に関して、お伝え願いします。
A. 2020年12月22日、水瓶座0度、グレートコンジャンクションまで、「山羊座」のエネルギーが充満します。
ご質問ありがとうございます。2020年は特に「山羊座」のエネルギーが世の中に充満することが惑星の動きから提示されています。
それでは、大まかな流れとして
【2020年、大まかな流れ】
2020年1月13日、山羊座22度53分で土星は冥王星と正確にコンジャクト
(その際立った山羊座のステリウム: 木星、太陽、水星、土星、冥王星)
2020年12月22日、水瓶座0度29度で木星は土星と正確にコンジャクト
水瓶座(風のサインで)グレートコンジャンクション
2020年、木星と冥王星のコンジャクション
1回目: 4月5日(山羊座24度53分)
2回目: 6月30日(山羊座24度06分)
3回目: 11月13日(山羊座22度51分)
【土星と冥王星のコンジャクトに関して】
およそ33〜37年の周期でやってくる 土星と冥王星のコンジャンクション
崩壊、再構成の象徴: 冥王星
主権国家、伝統機関の象徴: 土星
【過去のテーマ】
1914年の出来事: 土星0冥王星(蟹座2度、11/1) → 第一次世界大戦が発生(4つのグローバル帝国が崩壊)
1947年の出来事: 土星0冥王星(獅子座13度、8/11) → 印パ戦争(独立以降、3回の戦争を経験した両国は今も領土問題で対立し、軍同士の衝突も起きている)
1982年の出来事: 土星0冥王星(天秤座27度、11/8) → 世界の景気停滞(特に欧米)
【土星と冥王星などの流れから、今後、、、】
世界各国、「国を構成する古い要素」(土星/山羊座)を「解体する」(冥王星)の象徴
現在 例:EU問題、香港民主化デモ etc
【まとめ、土星と冥王星のコンジャンクションに関して】
土星は、築き上げたものの安定性について自ら誇るものの、
冥王星は、人類が抱く不変性の幻想を気に留めることはない。
(それぞれのレベルに合わせて)変容するか、もしくは、終わるかが明確になる。
【個人的なレベルにおいての見解】
土星が山羊座を通過中の期間は、組織(集団)、伝統、熟練さが優先となり、
特に「土星と冥王星のコンジャンクション」の前後は、
組織同士の力争い、会社の構造争いが高まりやすいでしょう。
少しでも参考にされば幸いです。