【星の運行】
土星は水瓶座の時期（2020年3月22日〜7月2日、2020年12月17日〜2023年3月7日）です。
太陽は牡羊座（3/20 12:50 〜 4/19 23:46）の時期です。
月は水瓶座（3/19 10:16 〜 3/21 21:34) の時期です。

【水瓶座の月と惑星のアスペクト】
3/19 19:03（水瓶座4度30分）天王星90月
3/20 18:00（水瓶座16度10分）金星90月

 

 

天王星ウラコ：　目に見える星のラジオのお時間です。ジュピとウラコでお届けします。

木星ジュピ：　今回もリスナーからお便りが届いております。『ウラコさん、ジュピさん、こんにちは。3月20日は春分の日ですね。春分は牡羊座から始めるので宇宙元旦だと言われていますので、春分図トーク、お願いします。』

ウラコ：　社会的には1月1日（太陽が山羊座の時期）から新年ですが、リスナーさんの仰る通り、占星術的には（2020年の場合）3月20日から宇宙元旦です。大まかに夏至までのテーマを春分図から分析していきましょう。

 

↑ 2020年3月20日の春分図（Tokyoの場合）

 

ジュピ：　従来の春分図は、牡羊座にいくつかの惑星が集まって、牡羊座のエネルギー（例：積極的に新しいことを始める）が高まるのですが、去年の冬至図（12/22）や山羊座の日食図（12/26）と同様に、山羊座のエネルギーが強化されています。

ウラコ：　そうですね。土星、冥王星、木星、火星、サウスノードが山羊座に集まっています。それも、7室のカスプ上に山羊座29度の土星。土星と山羊座のテーマが際立っていますね。

ジュピ：　１にルールとマナー！　２にルールとマナー！　３にルールとマナー！　ルールとかマナーとか秩序とか管理とか、、、　そのような言葉が春分図に提示されていますね。

ウラコ：　太陽が牡羊座なので、新しい展開を作るエネルギーが世の中（もしくは人々の意識）に充満してもおかしくはないのですが、その牡羊座の太陽は山羊座29度の土星とタイトにセクスタイル（60度）。極めて守りの姿勢、保守的なエネルギーが充満しています。

ジュピ：　去年12月下旬頃から中国の武漢で新型コロナウイルスが流行り、現在は世界でこのウイルスが感染拡大した影響により、このニュースも世の中に充満しています。守りの姿勢、早寝早起き、うがい手洗い、組織や社会のルールに従い、自制するエネルギーが高まることが春分図から提示されています。

ウラコ：　その山羊座のステリウムですが、自粛するエネルギーが高まっている世の中や集団に耐えられなくなって、ちょっと攻撃的なエネルギーを爆発する人の象徴にも関連しませんでしょうか？

ジュピ：　「火星、木星、冥王星の組み合わせ」から、そのような光景も浮かびますね。ちなみに、7室の水瓶座の月はどう捉えますか？

ウラコ：　（東京の春分図は）ASCは蟹座28度で感情的な安全のアイデンティティーが高まりますが、蟹座の支配星の月は水瓶座の中なので、感情を優先するよりも客観性を優先し、水瓶座は風のエレメントなので世の中のニュース（例：新型コロナウイルス）に注目しながら、月は金星とスクエア(90度）を形成し、山羊座のステリウムは7室カスプ付近にあるので、一般大衆は他者との協力関係の課題が提示されています。例えば、新型コロナウイルスに注意しながら、対人関係の中で実際的なルールに基づいて関わるイメージでしょうか。その水瓶座の月は、MCとセクスタイル（60度）なので、（東京の春分図なので）日本の一般大衆の場合、仕事は真面目に継続する象徴です。

ジュピ：　日本の一般大衆の場合、仕事は真面目に継続するという象徴ということは、ポジティブな側面として、日本では約３ヶ月間、新型コロナウイルスの感染者は急激に増えないということでしょうか？

ウラコ：　そう捉えてもいいと思いますが、一人一人が感染対策（手洗いうがい）を常に心掛け用心に越したことはないですね。