【星の運行】
11月10日午前1時07分、活動宮15度天秤座の金星牡羊座の逆行火星スクエアを形成します。
11月10日午後2時12分、18度蠍座の太陽魚座の逆行海王星トラインを形成します。
11月13日午前6時14分、山羊座22度51分で、木星冥王星は今年3回目のコンジャンクションを形成します。
11月14日午前8時19分、逆行火星牡羊座15度14分順行に変わります。
11月15日午後2時07分、蠍座23度18分新月を迎えます。

 

 

天王星ウラコ: 目に見える星のラジオのお時間です。ジュピとウラコでお届けします。

木星ジュピ: 今回もリスナーからお便りが届いております。『ウラコさん、ジュピさん、こんにちは。マルセイユ版のタロットデッキを持っていますが、ウェイト版との違いを知りたいです。タロットトーク、お願いします。』

ウラコ: マルセイユ版は古代シンボルですね。ウェイト版はオカルトに関する文筆家のアーサー・エドワード・ウェイトが制作したタロットですね。1909年にイギリスで発売されたので、比較的新しいタロットカードです。

ジュピ: 1909年ですか、、私たちがまだ生まれていない時期ですが、最近の話ですね。

ウラコ: そうですね、ウェイト氏は、オカルト秘密結社「黄金の夜明け団」に所属していたそうです。

ジュピ: そうですか、、ちなみにマルセイユ版とウェイト版の違いについて、どうでしょうか?

ウラコ: 明確な違いは、マルセイユ版は「8の正義」と「11の力」、ウェイト版は「8の正義」と「11の正義」です。

ジュピ: ウェイト氏は「」と「正義」を転置したのですね。

ウラコ: 個人的に、数秘術的な視点から、「8の正義」で「11の力」ですね。どのタロットデッキを持つかは、もちろん個人の自由です。

ジュピ: 他にも違いがあるでしょうか。

ウラコ: マルセイユ版とウェイト版の「愚者」をそれぞれ並べてみましょう。

ジュピ: 「愚者」の服装が、全然違いますね。

ウラコ: そうですね。ちなみに、ウェイト版をデザインしたアーティストのパメラ・コールマン・スミスさんは児童書のイラストレーターだけではなく、舞台衣装のデザインのお仕事もされていたそうなので、ウェイト版の「愚者」はオシャレな雰囲気を醸し出していますね。

ジュピ: それから、マルセイユ版の「愚者」は杖を持っていますが、ウェイト版の「愚者」は杖ではなく白いバラを持っています。

ウラコ: 白いバラですね。ウェイト氏は英国薔薇十字協会のメンバーだったので、杖ではなく白いバラにしたのではないでしょうか?

ジュピ: 図案が全然違いますね。それから、マルセイユ版の「愚者」は右側を向き、ウェイト版の「愚者」は左側を向いていますね。