【星の運行】
蟹座(1/26 3:52 〜 1/28 11:54)の時期です。
太陽水瓶座(1/20 5:40 〜 2/18 19:45)の時期です。
1月26日午後9時48分、不動宮6度太陽天王星スクエアを形成します。
1月29日午前1時15分、山羊座25度06分金星冥王星コンジャクションを形成します。
1月29日午前4時16分、獅子座9度06分満月を迎えます。
1月29日午前10時40分、水瓶座9度21分太陽木星コンジャクションを形成します。
1月31日午前0時48分、水瓶座26度29分水星順行から逆行へかわります(〜2/21 水瓶座11度00分)。
2月1日午後7時33分、不動宮12度太陽火星スクエアを形成します。

 

 

天王星ウラコ: 目に見える星のラジオのお時間です。ジュピとウラコでお届けします。

木星ジュピ: 今回もリスナーからお便りが届いております。『ウラコさん、ジュピさん、こんにちは。1月21日から、双子座から蟹座へ移動しますね。太陽水瓶座、月蟹座生まれの有名人のホロスコープ分析をお願いします。』

ウラコ: 今回も日本人ではないですが、いいですか?

ジュピ: アメリカ人ですか?

ウラコ: フランス人ですね。デザイナーのクリスチャン・ディオールさんはどうでしょうか?

ジュピ: いいと思います。ちなみに、クリスチャン・ディオールについてホロスコープ分析の勉強となるサイトを紹介してもらえますか?

ウラコ: このサイトは、どうでしょうか? 文章の一部を引用します。なお、1946年(41歳になる年)、(太陽牡羊座、月蠍座生まれの)マルセル・ブサックの後援によって、クリスチャン・ディオールは自身のクチュールメゾンをパリ8区に立ち上げました。

第2次世界対戦が終わり、世の女性達は贅沢に飢えている状態でした。
これまで抑圧されてきた贅沢への渇望がディオールのコレクションによって女性たちに与えられたことは天からの贈り物のようなものでした。

このコレクションは、床から35cmくらいのフルスカートで、ウエストはコルセットで細く細く締め付けられ、ヒップにはパッド、そして大きく丸く貼りだした胸元のラインは、パッドなしの肩のなだらかなラインと見事なコントラストをなし、この時代にパリで流行していた角ばったファッションを正面から否定し、女性らしいフェミニンなスタイルが復活した瞬間でした。

ジュピ: クリスチャン・ディオールは、ファッション界の革命家だったみたいですね。その象徴は、ホロスコープから示されているでしょうか。

ウラコ: はい、確認してみましょうか。まずホロスコープの基本から、半球強調は側、太陽水瓶座、月蟹座9室の中)、ASC蠍座で、主なアスペクトは、Tスクエア:太陽(10)-火星(6)-月*(9)月(9)と木星(2)のスクエア水星(8,11)天王星(4)に海王星(5)がオポジション、金星(7,12)と冥王星R(1)のスクエア、木星(2)と土星(3)のセクスタイル。それからマイナーアスペクトの場合、太陽(10)と金星(7,12)のセミスクエア、水星(8,11)と冥王星R(1)のクインデチレ、クインタイル(72度)4つ以上。主なミッドポイントの場合、太陽/月(活28度)=土星/海王星=水星/土星=火星/木星、AP=天王星

ジュピ: この象徴があるから、必ず「ファッション界の革命家」だと断言できるものはないですが、太陽と金星の組合せは、美意識(芸術)や協力関係が仕事の重要な鍵となるでしょうね。

ウラコ: そうでしょうね。さらに、金星と冥王星の組合せもあります。パトロンを持つことや深い信頼関係を築くことは欠かせない課題となるでしょう。AP(牡羊座ポイント)の天王星がありますので、公に「革命を起こす人」だと認識されやすいのではないでしょうか。

ジュピ: そうかもしれませんね。三重円も見ていきましょう。1946年12月8日(41歳になる年)、(太陽牡羊座、月蠍座生まれの)マルセル・ブサックの後援によって、クチュールメゾンをパリ8区に立ち上げた時期はどうでしょうか。

ウラコ: いいと思います。

ジュピ: 三重円を確認しますと、トランジット冥王星(1)MCコンジャクトに向かっていますね。

ウラコ: (太陽牡牛座、月双子座生まれの)槇原敬之さんも、トランジット冥王星MCコンジャクトする時期にブレイクしました。その人自身の影響力を大いに発揮するのか、それとも破壊力として作用するのか、結局のところ人それぞれですね。

ジュピ: シンプルにトランジット冥王星だけで判断するのもいいかもしれませんが、この時期、クリスチャン・ディオールの場合、トランジット天王星(4)冥王星(1)コンジャクトしています。

ウラコ: さらに、1947年には「天王星=MC」というソーラーアークを形成します。ファッション界で革命を起こしていく流れの時期ではないでしょうか。