2021年04月24日(土) 太陽・牡牛座、月・天秤座の時期 #審美眼
【星の運行】
月は天秤座(4/25 1:06 〜 4/27 1:19)の時期です。
太陽は牡牛座(4/20 5:34 〜 5/21 4:38)の時期です。
4月24日午後3時40分、 牡牛座10度18分で水星と天王星はコンジャンクションを形成します。
4月25日午後1時22分、不動宮12度で金星と土星はスクエアを形成します。
4月25日午後8時56分、不動宮12度で水星と土星はスクエアを形成します。
4月26日午前7時14分、牡牛座13度47分で水星と金星はコンジャンクションを形成します。
天王星ウラコ: 目に見える星のラジオのお時間です。ジュピとウラコでお届けします。
木星ジュピ: 今回もリスナーからお便りが届いております。『ウラコさん、ジュピさん、こんにちは。4月25日から月は乙女座から天秤座へ移動しますね。太陽牡牛座、月天秤座生まれの人のホロスコープ分析、お願いします。』
ウラコ: オーギュスト・エルバンは、どうでしょうか?
ジュピ: どんな人ですか?
ウラコ: フランス人の画家です。1882年生まれなので、既に他界されている人ですね。太陽牡牛座、月天秤座生まれですと、美輪明宏さんもそうですが、出生時間が不明なので、出生時間が分かるオーギュスト・エルバンのほうが興味深いかと思います。
ジュピ: 美輪明宏さんのほうが、日本の場合、知名度が高いので時間不明でも、そちらのほうが読み手は興味を持つのではないでしょうか。けれども、知らない人でも出生時間の情報がある人のホロスコープを分析したほうが学びに繋がる。
ウラコ: はい、まず始めにホロスコープの基本から。太陽牡牛座、月天秤座(9室の中)、牡牛座のステリウム、メジャーアスペクトは、水星(6,7,9)太陽(8)土星(r1)海王星(3)に海王星(2)のトライン、金星*(5,10)冥王星(11)に火星(4)のセクスタイル、月(r7)と木星(1,12)のトライン、それからマイナーアスペクトの場合、月(r7)と土星(r2)海王星(3)のセスキコードレート、MCと太陽(8)のクインデチレ、主なミッドポイントの場合、太陽/月(活20度)=金星/天王星、AP=月。
ジュピ: 牡牛座の中に6つの惑星(水星、太陽、土星、海王星、金星、冥王星)が入っていますね。それらの惑星は、4室と5室に集まっています。そして、APでもある天秤座の月は9室の中。家で創作活動(例:絵画)を行うインターナショナルな画家、ホロスコープの特徴をそのまま活用した生き方をされた人ではないでしょうか。
ウラコ: 実はホロスコープを見て、職業が画家だったということを知り、今回オーギュスト・エルバンがどのような生き方をしたのか全然知らないですが、美輪明宏さんと同様に、審美眼のある人だったのではないでしょうか。
ジュピ: 審美眼の持ち主だったのは間違いないでしょうね(太陽も月も、金星を支配する星座)。現代は多様化され、ありとあらゆるものが存在していますが、オーギュスト・エルバンが生きた時代はシンプルだったのではないでしょうか。そういう時代だったこともあり、焦点が定まったホロスコープを持つオーギュスト・エルバンにとって、絵画に集中しやすかったかも知れません。
ウラコ: 「現代と昔、どちらのほうが生きやすい時代だろうか。」について置かれてる立場によって様々だと思いますが、オーギュスト・エルバンは1882年生まれ、ちなみに(太陽蠍座・月射手座生まれの)パブロ・ピカソは1881年生まれ。この時代の人達は第二次世界大戦の影響を強く受けていますので、絵画に集中しづらい時期もあったかと思われます。
ジュピ: ちなみに、オーギュスト・エルバンはどんな人でしたか?
ウラコ: 絵画の作品は、インターネット上から沢山見ることはでき、個人的に魅了される絵が多いと思いました。配偶者など対人関係だったり、(googleの翻訳を活用して)フランス語版のwikipediaも確認しましたが、全然情報がないですね。顔写真を見るとイケメンです。
ジュピ: う〜む。情報は少ないかも知れませんが、職業占星術(MHEXPR)のレッスンには大いに活用できると思います。それでは、次回は太陽牡牛座、月蠍座生まれの人のホロスコープを分析しましょう〜♪