【星の運行】
双子座(5/12 21:43 〜 5/15 10:31)の時期です。
太陽牡牛座(4/20 5:34 〜 5/21 4:38)の時期です。
5月12日午前4時00分、 牡牛座21度17分新月を迎えます。
5月12日午前11時46分、11度蟹座の火星牡牛座の天王星セクスタイルを形成します。
5月13日午前3時32分、13度双子座の水星水瓶座の土星セクスタイルを形成します。
5月13日午後2時46分、22度牡牛座の太陽魚座の海王星セクスタイルを形成します。
5月14日午前7時39分、一時的に木星魚座へ(7/28、再び水瓶座へ)
5月17日午後6時45分、26度牡牛座の太陽山羊座の冥王星トラインを形成します。

 

 

天王星ウラコ: 目に見える星のラジオのお時間です。ジュピとウラコでお届けします。

木星ジュピ: 今回もリスナーからお便りが届いております。『ウラコさん、ジュピさん、こんにちは。5月12日から牡牛座から双子座へ移動しますね。太陽牡牛座、月双子座生まれの人のホロスコープ分析、お願いします。』

ウラコ: ジークムント・フロイトはどうでしょうか。

ジュピ: いいと思いますが、太陽牡牛座の時期、さくらももこさん(太陽牡牛座、月獅子座生まれ)以外は皆外国人ですよ。槇原敬之さん(太陽牡牛座、月双子座生まれ)のホロスコープ分析はどうでしょうか?

ウラコ: 槇原敬之さんもいいと思いますが、占星術レッスンのお題で今まで3回も活用させてもらっているので、槇原敬之さんもいいと思いますが、今回は心理学で有名なフロイトのホロスコープ分析にします。

ジュピ: それでは、ジークムント・フロイトのホロスコープを確認しましょう。

ウラコ: はい。始めにホロスコープの基本から、半球強調は西側、太陽牡牛座、月双子座(8室の中)、ASC蠍座、牡牛座のステリウム、金星<>火星R、冥王星オリエンタル、メジャーアスペクトは、太陽(10)天王星(4)と海王星(6)のセクスタイル、月(9)と海王星(5)のスクエア、水星(8,11)と木星(2)のセクスタイル、金星(7,12)と土星(3)のセクスタイル、Tスクエア:火星R(6)-土星(3)-木星(2)、ノーアスペクト(メジャーアスペクトなし)の惑星は、冥王星(1)!、それからマイナーアスペクトの場合、太陽(10)と木星(2)のセミスクエア、火星R(6)と海王星(6)のクインデチレ、海王星(5)と冥王星(1)のセミスクエア、主なミッドポイントの場合、太陽/月(柔0度)=土星/冥王星=水星、AP=木星

ジュピ: ちなみに、フロイトの提唱した概念「エディプスコンプレックス」についてどう思いますか?

エディプス・コンプレックス
Oedipus complex

精神分析の用語。男子が母親に性愛感情をいだき,父親に嫉妬する無意識の葛藤感情。広義にはエレクトラ・コンプレックスも含む。人間は乳幼児期から性愛衝動をもち,無意識に異性の親の愛情を得ようとし,同性の親に対しては嫉妬するが,この衝動は抑圧されている。このことを十分理解してなんらかの方法で解放しないと,一種のしこりないし屈折となり,のちに神経症を発症することがあるという考え方。父親を殺し母親と結婚したギリシア神話のエディプス (オイディプス) 王にちなんで名づけられた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ウラコ: そうかも知れないし、そうでもないかも知れない。分からないというのが個人的意見ですね。フロイトのように神経症を持っている人たちと沢山話した経験がないので、あぁ、そうなんですね、としか言いようがないですね。フロイトは研究熱心な方だと思います。

ジュピ: ちなみに、この研究熱心な特徴は、占星術象徴ではどうでしょうか?

ウラコ: 心理に関する象徴をどの惑星で捉えるかにもよりますが、やはり冥王星と捉えます。フロイトの冥王星は、アセンダントの支配星ノーアスペクト冥王星が強調されています。そして、知性や頭脳に関連する水星は、牡羊座ポイントの木星セクスタイルし、双子座の月ということもあり、話し好きで知的好奇心が強く、勉強/研究熱心であることが提示されています。

ジュピ: そうですね。ちなみに、逆行火星は、土星スクエアで、木星オポーズしていますが、これをどう解釈しますか?

ウラコ: このTスクエアですね。火星は性的エネルギーのテーマに関連します。木星と関わるので、ギリシャ神話に登場するゼウスのように、どんどん性欲を出していきたいですが、土星スクエアしているので性的エネルギーにブレーキをかける作用が働き、性の抑圧が生じます。また、幼児期の年齡域に関連する海王星スクエアし、オーブは2度半以上ありますが、ノード軸金星ハードアスペクトを形成していますので、幼少期の頃、母親に対して恋するように夢中だったのではないでしょうか。

ジュピ: 性に関する抑圧の研究によって、社会的に承認されるように、11室の中の逆行火星は「エディプスコンプレックス」という概念を世間に伝えていったのですね。

ウラコ: 昇華させて、カリスマ的な存在になる(逆行火星海王星クインデチレでもある)。ところで、フロイトというと「夢判断」という書籍も有名ですが、海王星は夢の象徴に関連し、心理に関連する冥王星とタイトにセミスクエアを形成しています。

ジュピ: 1899年11月4日(43歳になる年)に「夢判断」を出版しています。その頃の三重円を確認しましょう。

ウラコ: トランジット海王星(5)土星(3)コンジャクトし、トランジット冥王星(1)月(9)コンジャクトしていた時期でした。9室のテーマは出版にも関連しますので、この時期に出版され、3年後に、ソーラーアークの場合、海王星=冥王星太陽=APが形成され、フロイト自身、能力が発揮しやすくなったのではないでしょうか。

ジュピ: Wikipediaの情報によると、この頃から国内外からフロイトに興味を持つ人が増えたそうです。ちなみに、ユング(太陽獅子座、月牡牛座生まれ)は1907年からフロイトと親交するようになったそうです。

ウラコ: ユングのホロスコープの分析も興味深いでしょうね。それでは、次回は太陽牡牛座、月蟹座生まれの人のホロスコープを分析していきましょう〜♪