【星の運行】
月は蠍座(7/18 3:39 〜 7/20 6:08)の時期です。
太陽は蟹座(6/21 12:33 〜 7/22 23:27)の時期です。
7月17日午後7時11分、 天秤座25度03分で上弦の月を迎えます。
7月18日午前7時43分、 活動宮25度で太陽と冥王星はオポジションを形成します。
7月20日午後6時36分、14度で蟹座の水星と牡牛座の天王星はセクスタイルを形成します。

 

 

天王星ウラコ：　目に見える星のラジオのお時間です。ジュピとウラコでお届けします。

木星ジュピ：　今回もリスナーからお便りが届いております。『ウラコさん、ジュピさん、こんにちは。7月18日から月は天秤座から蠍座へ移動しますね。太陽蟹座、月蠍座生まれの人のホロスコープ分析もお願いします。』

ウラコ：　ネルソン・マンデラはどうでしょうか？

ジュピ：　いいと思います。

ウラコ：　それではホロスコープの特徴から。半球強調は南と西側、太陽蟹座、月蠍座(12室の中)、ASC射手座、蟹座と獅子座のステリウム、月＜＞冥王星、冥王星オリエンタル、メジャーアスペクトは、月(8)と水星(7,10)土星(2)のスクエア、水星(7,10)土星(2)と火星(5)のセクスタイル、木星(1)と冥王星(12)のアイランドコンジャンクション、ノーアスペクト(メジャーアスペクトなし)の惑星は、太陽(9)!、金星(6,11)!、天王星*(3)!、海王星(4)!、それからマイナーアスペクトの場合、金星(6,11)と海王星(4)のセミスクエア、冥王星(12)とドラゴンヘッドのクインデチレ、主なミッドポイントの場合、太陽/月(柔22度)＝金星＝ASC、AP＝冥王星/ASC

ジュピ：　ネルソン・マンデラと言えば、どんなことが思い浮かびますか？

ウラコ：　影響力のある偉大な政治家でしょうか。

ジュピ：　そうですよね。南アフリカ共和国の第8代目大統領であり、反アパルトヘイト運動に身を投じ、1964年に国家反逆罪で終身刑の判決を受け、27年間に及ぶ獄中生活の後、1990年に釈放されました。

ウラコ：　27年間の獄中生活に耐えるチカラ、私には絶対そのような忍耐力はないでしょうね。

ジュピ：　普通の人には、そういうチカラはないですが、ネルソン・マンデラの出生図を見た場合、監禁や刑務所の象徴にも関連する12室の中に、蠍座の月が配置され、12室の支配星である蟹座の冥王星とミューチャル・リセプションをしながら、セスキコードレートのアスペクトも形成しています。

ウラコ：　また、その冥王星は、ASCの支配星である木星とアイランドコンジャンクションしています。正義感が強く、信念を曲げないで強烈な試練を乗り越えて変容していく課題(蠍座の月などの象徴)が提示されています。

ジュピ：　そうでしょうね。さて、いつ頃を確認していきましょうか。

ウラコ：　1994年4月27日(76歳になる年)、ネルソン・マンデラは大統領に就任した時期はどうでしょうか。

ジュピ：　はい、確認しますと、トランジット冥王星(12)は、ノーアスの天王星(3)とスクエアし、トランジット天王星(3)は、ノーアスの太陽(9)とオポーズする時期でした。ソーラーアークの場合、金星(6,11)＝MC、ASC＝MC、次の年にはMC＝月(8)が形成されました。

ウラコ：　さらに、セカンダリープログレションの月は乙女座7度でMCとコンジャクトした時期でもあり、今まで努力の甲斐もあり、大統領という社会的看板を獲得したという占星術象徴が示されています。

ジュピ：　やはり重要な時期は、占星術象徴を確認したほうがいいですね。それでは、次回は太陽蟹座、月射手座生まれの人のホロスコープを分析しましょう〜♪