2021年08月24日(火) 太陽・乙女座、月・牡羊座の時期
【星の運行】
月は牡羊座(8/25 3:57 〜 8/27 13:27)の時期です。
太陽は乙女座(8/23 6:36 〜 9/23 4:23)の時期です。
8月25日午前10時13分、柔軟宮22度で水星と海王星はオポジションを形成します。
8月26日午後11時19分、24度で乙女座の水星と山羊座の冥王星はトラインを形成します。
8月30日午後2時08分、水星は天秤座へ(〜11/6)
8月30日午後4時13分、双子座7度08分で下弦の月を迎えます。
天王星ウラコ: 目に見える星のラジオのお時間です。ジュピとウラコでお届けします。
木星ジュピ: 今回もリスナーからお便りが届いております。『ウラコさん、ジュピさん、こんにちは。8月25日から月は魚座から牡羊座へ移動しますね。太陽乙女座、月牡羊座生まれの人のホロスコープ分析をお願いします。』
ウラコ: イングリッド・バーグマンは、どうでしょうか?
ジュピ: 初めて聞く名前です。どんな人ですか?
ウラコ: ヨーロッパとアメリカで活躍したスウェーデン出身で、白黒映画時代の女優です。アカデミー賞を3回受賞している名女優でもあり、人生もドラマチックで、3度結婚した経験があります。ここのサイトの文章を一部引用します。
恋多き女優としても有名で、結婚は3度。初婚は一般男性としており、彼との子どもと家庭を築いていた。
1950年代は女優人生の模索や私生活のいざこざ、不倫結婚でスキャンダルが目立ったのも有名な話。2度目の結婚相手、ロベルト・ロッセリーニ監督の映画にも出演し、彼との間に双子の娘を出産し家庭を持つも、数年後に破局。離婚後すぐに演劇関係者との3度目の結婚が報じられ、その結婚生活は20年続いたが、バーグマンが60歳の時にまたもや離婚。
実に自由で、愛と仕事に情熱的な印象がある。彼女は67歳でその生涯を終えるまで、恋愛と仕事に正直に向き合い生涯を全うした最高級の女優なのである。
ジュピ: 確かに、ドラマティックな人生でしょうね。
ウラコ: そうですね。まず始めにホロスコープ特徴から。半球強調は東側、太陽乙女座、月牡羊座(9室の中)、ASC獅子座、火星オリエンタル、蟹座と乙女座ステリウム、メジャーアスペクトは、太陽(1)金星(3,10)と火星(9)冥王星(4)のセクスタイル、ノーアスペクト(メジャーアスペクトなし)の惑星は、月(12)!、水星*(2,11)!、木星(5)!、土星(6)!、天王星(7)!、それからマイナーアスペクトの場合、土星(6)と天王星(7)のクインカンクス、3つのクインタイル、主なミッドポイントの場合、AP=太陽/月(活0度)
ジュピ: ノーアスペクトの惑星が5つ以上ある人は、もしかしたら初めてかも知れません。この占星術象徴からも、独自の生き方をされた人と述べてもいいのではないでしょうか。
ウラコ: そう述べてもいいかと思います。さて、不倫関係中だった1950年2月2日(35歳になる年)、男児を出産し、1週間後に離婚し、ロベルト・ロッセリーニ監督とメキシコで再婚した時期の三重円を確認しましょう。
ジュピ: 不倫中に、トランジット天王星(7)は、太陽と月のミットポイントとハードアスペクトを形成していました。さらに、その男児を出産した年はトランジット冥王星(4)はノード軸とハードアスペクトし、ソーラーアークの場合、土星(6)=ノード軸が形成されました。
ウラコ: トランジット天王星(7)が、太陽と月のミッドポイントに関わったことが、今回のキーポイント。それでは、次回は太陽乙女座、月牡牛座生まれの人のホロスコープを分析しましょう〜♪