2021年10月13日(水) 太陽・天秤座、月・水瓶座の時期 #グレートコンジャンクション世代
【星の運行】
月は水瓶座(10/14 5:48 〜 10/16 11:22)の時期です。
太陽は天秤座(9/23 4:23 〜 10/23 10:23)の時期です。
10月13日午後12時25分、山羊座20度01分で上弦の月を迎えます。
10月15日午後8時47分、22度で天秤座の太陽と水瓶座の木星はトラインを形成します。
10月17日午前10時18分、10度で天秤座の水星と射手座の金星はセクスタイルを形成します。
10月17日午後9時09分、活動宮24度で太陽と冥王星はスクエアを形成します。
10月18日午後3時11分、木星順行へ(水瓶座22度19分)
天王星ウラコ: 目に見える星のラジオのお時間です。ジュピとウラコでお届けします。
木星ジュピ: 今回もリスナーからお便りが届いております。『ウラコさん、ジュピさん、こんにちは。10月13日から月は山羊座から水瓶座へ移動しますね。太陽天秤座、月水瓶座生まれの人のホロスコープ分析をお願いします。』
ウラコ: ジョン・レノンはどうでしょうか?
ジュピ: いいと思います。
ウラコ: では、まず始めにホロスコープの特徴から。半球強調は西側、太陽天秤座、月水瓶座(11室の中)、ASC牡羊座、火星オリエンタル、牡牛座のステリウム、メジャーアスペクトは、不動宮Tスクエア:月(4,5)-水星(3,r6)-冥王星(8)、月(4,5)と冥王星(8)に火星(1)がソフトアスペクト、水星(3,6)に土星R(10,11)木星(9)のオポーズ、天王星(12)と海王星(r12)のトライン、ノーアスペクト(メジャーアスペクトなし)の惑星は、太陽(6)!、金星(2,7)!、それからマイナーアスペクトの場合、太陽(6)と金星(2,7)のセミスクエア、水星(3,r6)と天王星(12)のクインデチレ、主なミッドポイントの場合、AP=天王星/冥王星、太陽/月(柔9度)
ジュピ: ジョン・レノン、グレートコンジャンクション世代生まれですね。
ウラコ: 牡牛座13度で木星と土星Rがコンジャクトしているから、そうですね。ちょっとジョン・レノンの生い立ちを要約します。
1940年10月9日18時30分、第二次世界大戦のナチス・ドイツによる空襲下に置かれたリヴァプールで誕生。
出生時、アイルランド系の父のアルフレッド・レノンは労働者階級で商船の乗組員として航海中で不在。
イングランド人である母のジュリア・スタンリーも他の男性と同棲中なので、母親の長姉で中流階級であるメアリー夫婦に育てられる。
1946年、父・アルフレッドが帰国し、父親に引き取られて数週間一緒に暮らしたが母・ジュリアがジョンを連れ戻す。しかし母と暮らすことはできず、再びメアリー夫妻に育てられる。その一方、父は家出して、行方知らずとなった。
ジュピ: 複雑な生い立ちだと思いました。
ウラコ: それに関して、占星術象徴から説明してもらってもいいですか?
ジュピ: 土星逆行しているので、父親不在的な要素が提示され、また父親の象徴でもある太陽がノーアス状態。父親の影響もあり、独自の自己表現に繋がりやすいことが示唆されます。母親の象徴に関連する月とノード軸も確認しますと、水瓶座の月は11室の中で、水星と冥王星とTスクエアを形成し、天王星がノード軸それぞれタイトにセスキコードレートとセミスクエアというハードアスペクトを形成しています。自由で既存の枠にとらわれない生き方に拘りの強い母親、そしてジョン・レノンが幼少期の頃、安心感をもたらすことはない母親の可能性がホロスコープに提示されています。
ウラコ: ちなみに、音楽や芸術の象徴にも関連する金星ですが、太陽と同様に、金星もノーアス状態ですね。
ジュピ: 金星の年齢域(15歳〜23歳頃)、1957年(17歳になる年)「ハロー・リトル・ガール」を作曲し、当時からギター・ヴォーカルを担当していたそうです。
ウラコ: 今回チョコっと、ジョン・レノンのホロスコープに関する会話でしたが、再びジョン・レノンのホロスコープが登場するのではないかと思われます。それでは次回は、太陽天秤座、月魚座生まれの人のホロスコープを分析しましょう〜♪