2016年10月29日(土) ツキを呼ぶ、タロットの活用方法(11/1~11/30)
この文章を書くとき、天秤座の月は木星と握手する時期だった。
タロットという「コップ」があり、そこにタロットという液体が充分に入っている。
8分目ぐらいだろうか、と思う。
満杯にはしない。
タロット専用のコップだけれど、まだそこにはタロットに関する液体が入るけれど、8分目ぐらいがちょうどいい。
で、そのタロットのコップには、タロットという特殊な液体だけでなく、感情と呼ばれている「水」が入っている。
ウィスキーの水割りではなく、タロットの水割りである。
タロットリーディングは、自分のタロットという液体(知識)とご相談者の感情(水)が加わる。
大まかに言えば、そうである。
その状態、自分の感情は隠れている状態だから、具体的な相手がいないとタロットカードには触れない。
太陽が蠍座の時期だから、無意識のうちに自分の感情を公に見せないエネルギーが高まっているのかもしれない。
だけど、他者が見せてくれるとタロットという液体が活性化される。
@さんから復習でタロットカードのイヤーカードについて研究したいと言われたので素直に嬉しい。
「イヤーカード、懐かしいな~と思う。」
自分のも確認した。
人生の軌道修正。今年と来年だけでなく、重要な出来事があった時期のイヤーカードも確認すると興味深い。
イヤーカードの話を少し、あっ、イヤー(片耳、たぶん木星の象徴のほうの耳)にチョコっと入れたところで、、、
ときどき自分の中で疑問がある、
「占星術研究家という言葉を使うのであれば、タロットの研究はしなくてもいいんじゃないの?」
その疑問が浮かぶ人は、典型的な白黒つけたがりの傾向がちではないだろうか。
タロットリーディングを好む人たちが世の中に沢山存在する。
世の中に沢山、という捉え方よりも、自分の周りにタロットリーディングを好む人たちと沢山出会っている。
そういう疑問の光景は、タロットカードの「8の正義(LA JUSTICE)」の逆位置に、解決カードに「2の斎王(LA・PAPESSE)」も思い浮かぶ。
そういえば、先日こんなメッセージがやってきた。
「分析心理学の創始者カール・グフタフ・ユングは類型論のなかで、思考・感情と感覚・直感をそれぞれ対比させてそれに外向性と内向性があるといっています。たしかに思考してる時に感情を働かせることはないし、感情が働いてるときに思考するのは難しいです。しかし、思考性のひとに感情がないかというとそうではなく どちらかの性質の方が強いというだけのことでしょう。 占星術でも地は感覚、水は感情、火は直感、風は思考と分類されているようで、このような考え方は西洋的と言えると思います。 東洋は西洋から学び西洋は東洋から学ぶ。とはいえ、世界は西洋が支配したように思われますが、このサイエンスの進歩の時代に生まれた僕らはいったい、何処えと向かうのでしょう?」
このメッセージとタロットがどう関連するのだろうか、という疑問。
そう、疑問が出現すると、タロットという道具を活用したくなるのではないだろうか。
ちなみに、このメッセージをくれた人のホロスコープは、ユングのタイプ論で解釈する場合「内向性感覚的感情型」(ISFP=Introverted Sensing Feeling Perceiving)であることが示唆される。
このメッセージをくれた人は、どこかでタロットの勉強を始める可能性もあるだろう。
今度はタロットに関連するメッセージを頂けたら幸いだと思う。