天王星ウラコ：　こんにちは。目に見える星のラジオのお時間です。ジュピとウラコでお届けします。

木星ジュピ：　今回もリスナーからお便りが届いております。 「ウラコさん、ジュピさん、こんにちは。今回の皆既日食を観測されましたか？　現在乙女座で水星逆行中ですが、お二人は水星逆行中の影響を受けていますか？」

ウラコ：　ジュピさん、今回の日食、観ましたか？

ジュピ：　直接的ではないですが、今朝PCを開いたら、SNS経由でアメリカ人数名が今回の日食写真を載せていた画像をいくつか見ましたね。

ウラコ：　そうでしたか。

ジュピ：　ウラコさんは、水星逆行の影響を受けていますか？

ウラコ：　水星逆行といえば、RE（再）がテーマになるかと思います。乙女座のサインなので、支配星は水星。水星と言えば、言葉や知性。乙女座は地のエレメントなので、実際的に役に立つだろうか、活用できるだろうか、分析するテーマだと思います。で、知っている言語は日本語と英語。日本に住んでいるので、日本語経由で入ってくる情報が最も多いのですが、占星術関連ですと英語経由で入ってくる情報のほうが多い。当たり前と言えば、そうですが、言葉を知ることで、その文化の影響を受けやすい。日本の文化の影響もそうですが、アメリカやイギリスの文化の影響も多からず少なからず受けているし、英語は世界共通語でもあるので、結局他の国の文化の影響も受けている。インターネットのニュースを見ていると、占星術の象徴で考えると、木星と冥王星のスクエア状態なんですよ。

ジュピ：　トランジット木星（天秤座）と冥王星（山羊座）のスクエア（90度）のアスペクトは、確か、、、2016年11月25日（天秤座15度‐山羊座15度）、2017年3月31日（天秤座19度‐山羊座19度）、2017年8月5日（天秤座17度‐山羊座17度）でしたね。現在「木星90冥王星」はオーブ3度ですか。

ウラコ：　そうですね。

ジュピ：　先程、「インターネットのニュースを見ていると、占星術の象徴で考えると、木星と冥王星のスクエア状態なんですよ。」と話されましたが、ウラコさんが思う「木星と冥王星のスクエア状態」とは具体的にどのような状態でしょうか？

ウラコ：　「哲学や思想」（木星）の「権力争い」（冥王星）ですね。政治の世界もそうだと思いますし、占いの世界でもそうだと思います。

ジュピ：　確かに、その見解もありますね。

ウラコ：　で、インターネット経由から英語圏の占星家たちに知識を活発に多量に世界に発信している人たちが多く、そこで新しい情報を知ることもある。例えばですが、今回の新月（皆既日食）は獅子座28度53分。この獅子座28度の度数は、古典占星術ですと、Regulus(レグルス)-獅子座29度50分に関連する。ここから、不動宮のロイヤル恒星として重視しましょう。というような占星術記事を読んで、自分は影響を受けているな、と再認識するのですね。

 

 

ジュピ：　不動宮のロイヤル恒星は、「蠍座‐Antares（アンタレス）」、「獅子座‐Regulus(レグルス)」、「牡牛座‐Aldebaran（アルデバラン）」、「水瓶座‐Formalhaut（フォーマルハウト）」ですか。

ウラコ：　で、それらの恒星は移動され、Regulus(レグルス)は乙女座0度03分、Antares（アンタレス）は射手座9度46分、Aldebaran（アルデバラン）は双子座9度47分、Formalhaut（フォーマルハウト）は魚座3度52分。で、AntaresとかAldebaranとか知らない単語が出てきたので、数十年前に購入したホラリー占星術の洋書を見ると、それらの恒星について説明されている。だけど、この情報って、今必要な情報だろうか、とふと再思考してしまう。

ジュピ：　占いの現場には、古典占星術の知識は活用する機会はあるのだろうか？　心理占星術の知識のほうが役に立つのではないだろうか？　と疑問が出るのかな。

ウラコ：　そうですね。けれども、占いの知識は食べ物と違って賞味期限がない。例えば、約10年前にインプットしたアロマテラピー占星術の知識が、今年偶然需要があったので活用する機会がありました。結論からすると、仕事に関連する本など（占星術、タロット、手相）は捨てないでずーっと保持すると思いました。

ジュピ：　ということは、ホラリーとかの古典占星術の知識を知りたい人がいれば、情報をアウトプットするのでしょうね。

ウラコ：　乙女座の水星逆行中は、現実的に役に立つ情報を上手に整理整頓し、必要とされたとき臨機応変にアウトプットすることがキーポイントだと思います。