2014年01月26日(日) ソーラーアーク占星術。
「墜落死」に関する質問された光景を思い出しました。
「飛行機事故に遭いやすい方のホロスコープって、ありますか?」
あの頃、私が新人だったので、このような質問をされたのかもしれない。
占星術で分析できることなんて、高が知れていると思いますよね?
確かに現在も発展途上状態ですし、また、占星術を美化するような言葉も浮かびませんが、本日分析していたホロスコープが墜落死された方なので、ブログに載せてみます。
ダグ・ハマーショルド氏:1905年7月29日午前11時30分, Jönköping, Sweden. スウェーデンの外交官。第2代国連事務総長(任期は1953年4月 – 1961年9月)。1961年9月、コンゴ動乱の停戦調停に赴く途上で、搭乗機のダグラスDC-6Bが北ローデシア(現在のザンビア)で墜落。事故死した方です。
↑ 2重円のホロスコープ。 内側がネイタル。外側がソーラーアーク。
この時期(1961年9月)のトランジットの惑星は、火星(天秤座10度)、木星(いて座28度)、土星(山羊座24度)、天王星(獅子座27度)、海王星(蠍座9度)、冥王星(乙女座8度)である。
もしトランジットの惑星とダグ・ハマーショルド氏のネイタルを照らし合わせるとすれば、トランジットの木星がネイタルのMCとオポジションに近い状態である。(その象徴が、飛行機事故に結び付くと捉える占星家はいないかと思います。)
「では、事故に関連する象徴は、どういうのでしょうか?」
必ずではないけれど、トランジットの場合、火星(もしくは天王星、または両方)が、ネイタルの火星(もしくは天王星、または両方)がハードアスペクトしているときに予期しなかった事故やハプニングのケースが多いです。
結局そうなのですが、飛行機事故を予測することは不可能と言ってもよいだろう。
もし、このホロスコープ(2重円など)を見て思うことは、ソーラーアークの太陽が半年以内に、AP(牡羊座ポイント)になることである。つまり、太陽が天秤座(活動宮)に移行する。
APの太陽の象徴は、自我の目覚めと自信がみなぎる時期である。自己確信や自己愛を持つエネルギーで輝きやすい。さらに、リーダーシップのポジションや揺るぎない自我の成長に移るタイミングの時期である。
もうひとつ、ソーラーアークの木星は、翌年「SA木星=MC」になる。大きな成功や世間にとても承認されやすい時期が近付いていた。
ダグ・ハマーショルド氏は、死後(1961年)、ノーベル平和賞を授与されました。
ここから、どう捉えるかは読み手に任せます。