2014年12月03日(水) 変わり続ける世界 ②
【12月4日(木)、星の運行】
蠍座の土星は、牡羊座の天王星とセスキコードレート(12/3 19:05)。
表のコイン: 慎重な改革(Cautious reform)。
裏のコイン: 予期せぬ歯止め(Unexpected brakes)。
どのような変化を望んでいるのか、認知しましょう。
【 coco と mico と chow の Sesquiquadrate 的な会話 】
ココ: 世の中、常に変わり続けているね。
ミコ: そうだね。
ココ: このブログ前回の新月時期の記事に “12/3: 土星と天王星がセスキコードレート” と書かれた影響もあって、それに関する質問があったよ。
チャウ: どんな質問?
ココ: 土星と天王星とセスキコードレート(135度)、土星と天王星のクインカンクス(150度)、土星と天王星のクインデチレ(165度)の違いは何ですか、という質問。
ミコ: その3種類のアスペクトの共通点は、マイナーアスペクトで、どちらかというと緊張感のある「課題」のアスペクトだね。その質問をされた方は、双子座もしくは乙女座が強調されたホロスコープをお持ちなのかな。
チャウ: ココは、その質問に関して、なんと答えたの?
ココ: そのマイナーアスペクトの中でも、クインデチレ(165度)のアスペクトが、とても緊張感のあるアスペクトだと伝えたよ。
ミコ: その理由は?
ココ: ネイタルホロスコープに165度(クインデチレ)のアスペクトを持っている人は、思春期(15歳前後)にそれらの天体による緊張感のある「課題」が示唆される。例えば、土星(蠍座28度)と天王星(双子座13度)のクインデチレを持っている人を思い浮かべてみる。15歳の時、ソーラーアークの土星は、ネイタルの天王星とオポジション(ハードアスペクト)を形成する時期だよね。ということは、元々持っている「新旧の葛藤」というテーマを、その時期により一層認識しやすいことが予測可能。まして、思春期(15歳前後)というのは心も体も急激に変化する時期であり、「自己について」深く考えていくようになっていくよね。その時期に起こったことがポイントになるのだけど、それが大人になっても強いこだわりになりやすいから、クインデチレ(165度)が最も緊張感のあるアスペクトではないだろうか。
チャウ: そうか。西洋占星術って、やればやるほど面白いね。
ミコ: そうだね。安定(土星)を求めても、進化(天王星)が必要とされているのだろうね。
ココ: もしくは、オリジナルティ(天王星)を求めても、土台(土星)が必要とされている世界だろうね。
チャウ: 結局は他者の価値観も自己の価値観も否定しないで、前進していくことが土星と天王星のセスキコードレートのテーマかもしれないね。
ココ&ミコ: そうかもしれないね。