【3月6日、星の運行】

 

乙女座の満月へ（3/6  3:05）。

The Full Moon in Virgo.

 

 

 

【乙女座の満月前による、ショートエッセイ】

 

満月が近づいた日、創業者の父と跡を継いだ娘の骨肉の争いがある大塚家具のニュースを知った。

 

満月の頃は、月がクリアに見えるので、「結果」がみえる時期である。

 

活動宮15度で、ラストの天王星と冥王星のスクエアの時期も重なる。

 

“天王星と冥王星” が、思いきっり対立する時期。

 

経営方針による食い違いから、娘（牡羊座・天王星）と父親（山羊座・冥王星）による衝撃的な主導権争いというニュース。

 

どちらが正しいのか、もしくはどちらを支持しているのか、という主観的な意見は述べないが、

 

大塚勝久さん（1943年4月27日生まれ）と大塚久美子さん（1968年2月26日生まれ）という其々のホロスコープを比較しながら分析する。

 

大塚勝久さん：　太陽・牡牛座、月・水瓶座、冥王星がTスクエアというハードアスペクト。海王星が乙女座29度。

 

大塚久美子さん：　太陽・魚座はノーアスペクト。月を含めて水瓶座のステリウム。

 

父親も娘も、月・水瓶座の可能性が非常に高いので、社会的に重要で特殊な存在でありたいという欲求は極めて強いことが提示されている。

 

トランジットの海王星は、父親の火星と娘の太陽とぴったりコンジャンクションしている時期である。

 

火星と太陽がコンジャンクションしている相性とは、お互いに活性化しやすい反面、ストレートに衝突する傾向もある。

 

トランジットの海王星なので、経営方針に関して、喩えると、高濃度の霧がかかった状態の道路でお互いに車を運転している状態。

 

2014年4月から、この海王星は父親の火星と娘の太陽にコンジャンクションをしている。

 

まして、父親のホロスコープの海王星は乙女座29度。

 

牡羊座ポイントの海王星である。

 

父親は先見の明のある人と公に表現しやすいことが示唆されているが、

今回の時期では、不誠実だったり失望される振る舞いを公に表現しやすいことが示唆される。

 

この父親と娘は、霧が消えたクリアに見える状態の時期まで、お互いの見解や主張を待つべきだった、とある占星術のエキスパートは述べる可能性もあるだろう。