【星の運行】
魚座(2/12 16:24 〜 2/15 0:54)の時期です。
太陽水瓶座(1/20 5:40 〜 2/18 19:45)の時期です。
2月11日午後11時59分、水瓶座12度34分金星木星コンジャクションを形成します。
2月12日午前4時06分、 水瓶座23度17分新月を迎えます。
2月13日午後4時42分、 水瓶座14度41分逆行水星金星コンジャクションを形成します。
2月14日午前11時10分、19度牡牛座の火星魚座の海王星セクスタイルを形成します。
2月15日午前6時25分、 水瓶座13度20分逆行水星木星コンジャクションを形成します。

 

 

天王星ウラコ: 目に見える星のラジオのお時間です。ジュピとウラコでお届けします。

木星ジュピ: 今回もリスナーからお便りが届いております。『ウラコさん、ジュピさん、こんにちは。2月12日から、水瓶座から魚座へ移動しますね。太陽水瓶座、月魚座生まれの有名人のホロスコープ分析をお願いします。』

ウラコ: 長嶋一茂さんはどうでしょうか。

ジュピ: いいと思います。

ウラコ: まずホロスコープの基本から、半球強調は側、太陽水瓶座、月魚座11室のカスプ上)、ASC双子座メジャーアスペクトは、太陽(3,4)と逆行金星(r5,12)のアイランドコンジャンクション月(2)と水星(1,5)のセクスタイル柔軟宮のTスクエア: 月(2)-木星(7)-天王星(9,10)冥王星(6)、土星(8)は天王星(9,10)冥王星(6)とオポジション、それからマイナーアスペクトの場合、太陽(3,4)逆行金星(r5,12)と天王星(9,10)冥王星(6)のセスキコードレート、水星(1,5)と土星(8)のセミスクエアクインタイル4つ以上。主なミッドポイントの場合、太陽/月(柔0度)=ノード軸、AP=水星/ノード軸=金星/海王星

ジュピ: ところで、長嶋一茂さんと言うと、どんなイメージですか?

ウラコ: 長嶋茂雄さんが浮かびますね。長嶋一茂さんにとって、父親と自分を比較されるのは苦手だと思います。

ジュピ: 世間から注目されやすい有名な親の元で生まれてしまったので、どうしても親と比較されてしまうのは仕方ないかと思います。

ウラコ: ジュピさんは、ファザーコンプレックスについて、どう思いますか?

ジュピ: ファザーコンプレックスを持っていたり、またはファザーコンプレックスが強まる時期は、大抵の人は多からず少なからずあるでしょうね。子供の頃から世間から父親と自分を比較されていた長嶋一茂さんは、ファザーコンプレックスが全くなかったということはまずないでしょう。ファザーコンプレックスに関する占星術の象徴はどうでしょうか。

ウラコ: これがあるから必ずファザーコンプレックスが強くなるとは断言しませんが、占星術の象徴から、父親に関連する惑星は太陽土星、それらの惑星がどういうアスペクトを形成しているか、それから、親軸に関する「4室と10室」の状態、4室または10室のカスプ支配星の状態を確認しますと、長嶋一茂さんの場合、太陽4室の支配星でもあり逆行金星アイランドコンジャンクション、それらに10室の支配星でもある天王星冥王星セスキコードレート土星10室の支配星でもある天王星冥王星オポジション。さらに土星ASCの支配星である水星セミスクエアASC土星10室の支配星でもある天王星などとスクエア出生図には明確に提示されています。

ジュピ: 太陽と逆行金星のアイランドコンジャンクション、ちなみにマリリン・モンローの場合は、太陽と逆行水星のアイランドコンジャンクションを持っていて、どちらも何かしらの理想主義ホロスコープに提示されていますが、長嶋一茂さんの理想主義は具体的に何でしょうか?

ウラコ: 直接お会いしたことがないので、実際のところ長嶋一茂さんの理想主義は分かりませんが、このサイトの文章を引用すると、心理占星術の勉強になるのではないかと思われます。

父の監督解任でリベンジを誓う

中3のときに彼の人生を変える事件が起こった。当時、巨人の監督を務めていた長嶋茂雄が成績不振で辞任してしまったのだ。公式発表では「辞任」ということになっていたが、球団側の意向で一方的に解任されたことは誰の目にも明らかだった。

自分を「長嶋茂雄の一番のファン」だと考えていた一茂は、球団の父に対するぞんざいな扱いが許せなかった。あまりにも横暴で理不尽だと感じられたのだ。この怒りが一茂を突き動かした。

「プロ野球選手になって、親父の敵討ちをしよう」

一茂の頭には「復讐」の文字が浮かんでいた。「復讐」を英語の辞書で引くと「リベンジ」と書かれていた。彼は鉛筆、筆箱、カバンなど、身のまわりのすべてのものに「リベンジ」という文字を記した。それだけではなく、部屋の窓枠や廊下の壁にもカッターナイフで文字を刻んだ。

父親を超えるほどの世界一の野球選手になって、巨人にスカウトされて入団して、キャリアの絶頂で自ら引退を宣言してやろう。彼はそんな壮大な復讐の夢を描いていた。