【星の運行】
牡牛座(5/10 8:47 〜 5/12 21:43)の時期です。
太陽牡牛座(4/20 5:34 〜 5/21 4:38)の時期です。
5月9日午前11時00分、金星双子座へ(〜6/2)
5月12日午前4時00分、 牡牛座21度17分新月を迎えます。
5月12日午前11時46分、11度蟹座の火星牡牛座の天王星セクスタイルを形成します。
5月13日午前3時32分、13度双子座の水星水瓶座の土星セクスタイルを形成します。
5月13日午後2時46分、22度牡牛座の太陽魚座の海王星セクスタイルを形成します。
5月14日午前7時39分、一時的に木星魚座へ(7/28、再び水瓶座へ)
5月17日午後6時45分、26度牡牛座の太陽山羊座の冥王星トラインを形成します。

 

 

天王星ウラコ: 目に見える星のラジオのお時間です。ジュピとウラコでお届けします。

木星ジュピ: 今回もリスナーからお便りが届いております。『ウラコさん、ジュピさん、こんにちは。5月10日から牡羊座から牡牛座へ移動しますね。太陽牡牛座、月牡牛座生まれ、できれば牡牛座の新月生まれの人のホロスコープ分析、お願いします。』

ウラコ: カール・マルクスはどうでしょうか。

ジュピ: あ〜、牡牛座の新月生まれ、それも日蝕生まれですね。いいと思います。ちなみに、日蝕生まれの人って、どういう特徴があるのでしょうか。

ウラコ: シンプルに申しますと、極めて影響力のある人になる可能性が高いことがホロスコープに提示されています。マルクスの思想が可否については置いといて、国際社会や経済思想に大きな影響力を持ったことは間違いないでしょう。

ジュピ: そうでしょうね。経済評論家ではないので、マルクスのホロスコープを確認しましょう。

ウラコ: はい、始めにホロスコープの基本から。半球強調は側、太陽牡牛座、月牡牛座(2室の中)、ASC水瓶座牡牛座のステリウム、メジャーアスペクトは、小三角:ドラゴンヘッド月(4,5)太陽(7)-土星(11,12)-木星(10)、金星*(3,8)と冥王星(9)のセクスタイル、土星(11,12)と天王星R(1)のスクエア、海王星(r1)と冥王星(9)のスクエア、ノーアスペクト(メジャーアスペクトなし)の惑星は、水星*(4,r7)!、火星(2)!、それからマイナーアスペクトの場合、月(4,5)と冥王星(9)のセミスクエア、月(4,5)と海王星(r1)のセスキコードレート、水星*(4,r7)と天王星R(1)のクインデチレ、金星*(3,8)と木星(10)のセスキコードレート、火星(2)と天王星R(1)のクインカンクス5つのクインタイル、主なミッドポイントの場合、太陽/月(不12度)=海王星/冥王星、AP=ノード軸/ASC

ジュピ: マルクスに関して、どんな占星術的会話をしましょうか。

ウラコ: どの側面を見るかによって、出生図にある占星術象徴のどれをピックアップするか変わりますが、マルクスに関して興味深い内容を記述されているサイトを発見しました。少し引用させてもらいます。

闘争的性格。毒舌の名人というか悪口癖というか, 口の悪いことでもマルクスは一流である。永年, 革命運動史上の諸人物を研究してきたE.H. カーによると 「マルクスは罵倒することに病的な情熱をもっていた」

クソ, クソつたれ, クソ野郎という意味のシャイセ(Scheiβe) という単語はマルクスの口ぐせであるが, マルクスの毒舌には排泄物の香りさえもまじる。

ジュピ: サイトの書き手はインテリ系の男性でしょうね。マルクスの出生図の中で、特に火星水星の状態が気になります。

ウラコ: マルクスの場合、水星火星ノーアスペクトで、アセンダントの支配星である逆行天王星と、水星クインデチレ火星クインカンクスしています。

ジュピ: あー、以前アストロヒロのブログに登場したラッセル・クロウ、覚えていますか? 少しブログ内容を引用します。

ジュピ: そうではないかと思われます。短気でハリウッドの問題児の側面は、どうでしょうか。

 

ウラコ: まず始めに、火星の状態を確認します。ラッセル・クロウの場合、牡羊座の火星なので、火星が強調され、男性ホルモンとかアドレナリン放出が高いでしょう。その牡羊座の火星は、天王星とタイトにクインカンクスにしています。ここでも、ラッセル・クロウはアドレナリン放出が極めて高いことが推測できます。更に、その天王星ASCの支配星であり、ASCクインデチレアスペクトを形成しています。興奮した状態が多く、穏やかな人ではありません。

ウラコ: ラッセル・クロウも、マルクスと同様に、アセンダントの支配星である逆行天王星火星クインカンクスしていますね。

ジュピ: マルクスは(蟹座の火星ということもあり)、ねちっこい攻撃をしそうですね。

ジュピ: 多分そうだと思います。それでは、次回は太陽牡牛座、月双子座生まれの人のホロスコープを分析していきましょう〜♪