2019年12月23日(月) 部分日食前の冬至図

 

 

日本の場合、12月22日(日)午後1時20分に今年の冬至は始まります。
1年の中で夜が最も長くなる時期、太陽が姿を消し夜の帳がおりると、イルミネーションが際立つ。
クリスマスの時期が近づいている理由もあるけれども、夜の時間も長くなるからこそ光を必要とするのかもしれない。
新月(それも部分日食)前の冬至、際立つ夜空と星のシャワーを満喫する、深淵な夜に乾杯♪

今年の冬至図の注目すべき惑星と言えば、木星土星です。

12月3日から木星山羊座へ移動、太陽木星へ近づき、今週は「木星太陽120天王星」という惑星たちのダンスショーがスタートします。
「現実的な夢想家」、着実に変化し改革を起こしていく流れです。
そして、ホームサイン状態の土星は、2度以内のオーブ、2020年1月13日に冥王星とぴったりとコンジャクトします。
日本の場合、その土星9室10室に関連し、「土星冥王星60火星」という惑星たちのダンスショーも見頃です。
1週間前から、堅実で仕事に直結した資格取得される方が増えています。半年以上前から、土星0冥王星的なハードワークな心構えで、懸命に勉強もされ、忍耐強く継続力がある方達が増えています。
これは、ツキを呼ぶ、占星術の活用方法(12/23〜12/29)のブログにも記載したことですが、土星冥王星エリススクエアアスペクトを形成しています。
エリス(Eris)とは準惑星のひとつで、冥王星と進行速度が同じくらい、ギリシャ神話では、夜の女神と呼ばれるニュクス(Nyx)の娘と呼ばれ、もしくは軍神アレス(Ares)のシスターだとも呼ばれています。 エリス(Eris)は、大胆かつ過激派の活動家、戦う女王のシンボルとして占星術では捉えております。
国際情勢を振り返ると、戦う女性として、スウェーデンの環境活動家であるグレタ・トゥーンベリ(太陽山羊座、月山羊座生まれ)さん、香港の民主化運動家であるアグネス・チョウ(太陽射手座、月乙女座生まれ)さんが浮かびます。
最近は、準惑星エリスの象徴のように、特定の場面で懸命に戦っている女性たちの「心の声」が印象に残っています。
他の惑星たちのダンスショーにも注目します。「金星と天王星のスクエア&ミューチャル・リセプション」です。「個性を表現しよう!」とエネルギーが高まっています。「もっと評価されたい! もっと認められたい!」という心の動機、いいと思います。
オシャレで個性的なカップルも増えそうな星回りですね。

 

【占星術メモ】
ASC:牡牛座(8度)、MC:山羊座(23度)
山羊座の太陽(9室のカスプ上)、蠍座の月(7室の中)

【注目のアスペクト】
太陽(5) 120 天王星(11)
太陽(5) 0 木星(8)
太陽(5)90 カイロン(小惑星)
月(3,4) メジャーアスペクトなし
水星(2,6)90 海王星*(12)
金星(1) 90 天王星(11), 金星<>天王星
火星(r12) 60 土星*(9,10)冥王星(7)
天王星(11) 45 海王星*(12)

【注目のミッドポイント】
太陽/月=木星/天王星